2016年12月30日金曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(シカゴ出発」・・・10

2016.12.30金 快晴 午前7:35
 シカゴの町を一巡してからミシガン湖の畔に行った。日本では湖では見た事のない水平線
を眺め、その畔では湖の浜を見た。浜は砂で覆われ、夏を名残惜しそうに若者が海水浴を
していたり、甲羅干しをしている人々がいた。浜の奥には夏の売店が店じまいの準備をして
いた。秋の海水場は何と形容して良いか分からない雰囲気をかもし出していたる。世界どこ
の海水浴場も同じであることが分かった。私たちは浜を後にして、州間高速道路80に戻る
ためにミシガン湖の周りを北西に走った。途中にシカゴカブスの野球場を偶然に見られた
が、立ち寄ることもなく目的方面に急いだ。シカゴは発展した町のようだとの印象を受けた。
イリノイ州から次はネブラスカ州に向かうのであるが、私はアメリカを代表するミシシッピー
河を横切ることを密かに楽しみにしていたのであった。シカゴの町を離れて数時間経ち、
そろそろ河が見えてくるころと思っていたら、その河が遠くに見えてきたのである。これが
世に聞こえるミシシピー河と思い、だんだんそこに近づいて来た。橋が見えたので、友人に
話しかけた。「あれがミシシピー河だ」、そして、私は更にアクセルを踏み込んだ。
              アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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