2016年12月23日金曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(大都市へ入る)・・・3

2016.12.23金 雨 午前4:50
 レンタカー会社でリースした車はクライスラー6人乗りの四駆車である。ガソリンは相当
食うようであるが、故障と事故にはめっぽう強いような車であった。ニューヨークからサン
フランシスコまで約4000kmを走るので万全を期した車にした。万全というのは、①事故
にあった場合、②故障や道路に迷い砂漠の中で一夜を明かすことになった場合、③水
臨時食を積み込むスペースが必要等を考えたからである。ともかく、レンタカーを無難に
借りだすことができ、私達中学同級生の2名はマンハッタンに向かって出発した。アメリカ
のハイウエーのスピード感、距離感、車線変更等のスリルを味わってというか、冷や汗を
かきながら目的に向かった。約1時間で偶然にもマン八ッタンのど真ん中に着いた。丁度
ワシントン広場のあたりだったかもしれない。兎に角、無事にマンハッタンに入れたと安堵
感から少々の時間を休みたくなったが、車を一寸の時間も停める場所が無いのである。
そこで私は走りながら休む場所を探した。他の車の流れに乗って、ハイウエーを走ったら、
ブロンクスの方まで行ってしまった。必死になり車をハイウエーから出して、一般道に入り
空き地を見つけてUターンをし、またハイウエイーに乗りハドソン河の方に向かった。この
ようなミスを何度か繰り返しているうちに、周囲の町やニューヨーカーの運転の癖を見ら
れるようになった。そのうちに、マンハッタンは自由の女神を基点に動けば分かりやすい
ことを発見した。つまり、自由の女神を背にして、左側にハドソン河が有り、右側にイース
トリバーがある。マンハッタン島の真ん中を上に上がっていくとセントラルパークに突き当
たる。道路は一本おきにワンウエーとなり、非常に走りやすいことを理解できた。マンハッ
タン島の先端の場所に、車を停める空き地を見つけ休息をとることにした。マン八ッタン
にも盲点のタダの駐車場があったのである。但し、運転士は離れてはダメな駐車場で
る。この地のお蔭で車の中で1時間の休息が取れた。目をつぶり1時間を休んだ。
エネルギーがチャージされ目を覚ましたら、ニューヨークの秋の空がきれいであったこと
を思い出した。次回は宿舎探しを記します。
             アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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