2016年12月2日金曜日

照沼重輝の中国彷徨記(海南島)・・・8

2016.12.2金 快晴 午前5:25
 海南島には一回だけ行った経験がある。友人たちと5名で上海から飛んだ。約2時間の
フライト後に海口空港に着陸をした。海口は海南島の首都であるから、大都会にである。
遠く昔には流刑の島でもあった。俺の知っている歴史上の詩人である蘇東坡もこの島に
流されている。島暮らしをしていた蘇東坡は「青山一髪是中原・・・・」と赦免されて中国大陸
に戻る途中に詠んでいる有名な漢詩を思い出します。日記を見ないと年度は思い出せない
が、正月一日をこの島で迎えたことがあった。この島に着いた途端、季節は冬から夏に
なる。上海の気温2度、2時間のフライト後、機外に出ると気温は27度となる。着ていた
冬衣料をカバンに入れて半袖に着替えることが必要であった。夕方に着いた私達は、
夕食をソコソコに食べて、深夜の日付が変わる瞬間を迎えようとして早めに休んだ。
 12時ジャストから翌年に代わる瞬間を全員でホテルのレストランで迎えた。一斉に
交互に「あけましておめでとうございます」と新年の挨拶を交わした。ホテルの灯りで
照らされた椰子の木も新しい年を祝っているようであった。ここでしこたま酒をやらかした。
地ビール、紹興酒、白酒などホテルの酒蔵が空になるのでないかと余計な心配をするほど
であった。ヘロへロになりながら部屋に戻り、新年の年を深酒のため、ベッドで終日を過ご
すことになってしまう等とは思いもよらなかった正月になってしまった。翌日から、この島を
縦断することになり、楽しい旅の始まりを次回に記します。
               アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
遣唐使や遣隋使の船のようです
 

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