2016年12月28日水曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(オハイオ州を走る)・・・8

2016.12.28水 晴 午前5:11
 ペンシルバニア州からオハイオ州に入ったが、景色は同じようであった。しかし、高速を
隊列を組んで走るハーレー集団に度々出くわせた。彼らのいでたちは革ジャンとブーツ、
足を広げて乗る独特の厳めしいスタイルでやってくる。私は彼らに親指を立てて、エール
を送ると、彼らも親指を立ててエールを送ってくれた。次々にハ―レー集団と会うので、
そのうちに飽きたのと次々に出会うのでエールを送ることを止めた。次に現れたのは
クラシックカーの集団であった。1960年代の四輪車を手入れしてピカピカにしてある
派手な車で走っている。運転しているのは、60代後半の男女である。裕福なアメリカなら
ではの光景である。高速を長く走っていると飽きてくるので、恰好な目覚ましになるので
面白く感じてしまう。幾多の山や河を越え、車は120km前後のスピードで西に向けて
走る。ラジオ音楽をかけて、眠気を覚まし、アクセルを踏む、パトカーみたいな車を
見るとスピードを緩めて安全策をとる。コンボーイトラックを追い越す時は、荷台が長いの
で要注意である。日本のトラックを追い越す時の1.5倍の時間が必要である。追い越され
足り、追い越したりしながら終日を走った。既に700km相当を走っているから、ガソリンが
少なくなってきたので、適当な出口を見つけてモーテル探しに入った。大きな交差点なら
モーテルは多くあり、小さな交差点ならば少ないことが経験から分かってきた。小さな
交差点であったから、鄙びたモーテルに入った。明日は前夜とシカゴへを記します。
                アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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