2015年5月6日水曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(車内泊の経験)・・・31

2015.5.6水 快晴 午前5:40
   水戸弁・・・連休明けの一歩手前の日だ。何をやっぺか、何かを忘れていねーが。
太平洋側を縦断している時の話ですが、サンジェイゴからロスに至り、サンタモニカ海岸
を眺め、サンフランシスコに戻る途中でホテル探しが出来ず車内泊となった理由は、先に
もっと入りやすく宿泊地費も安いところがあるだろうという希望的観測となったことである。
サンタモニカを過ぎて、太平洋沿いの田舎道を北上していた時の話である。その当時は
車にナビが無く、地図を頼りにサンフランシスコに帰ろうとした。サンタモニカあたりで夕暮
れになり、青空から星空になった。道路は田舎道になり、くねくねと続き、前方が見えない
ような車外景色が続く。外の満天の星空がフロントガラスからも見える。この道で大丈夫か
と不安を持ち始めた。
    最初に考えたことは、太平洋沿いを走っているのだから、どこまでも行けばサンフランシ
スコに着くはずだ。サンフランシスコまで距離からすれば約1000Km、2日で行けるはず
だ。次に、考えたことはどこかに泊ろうと思ったが、ホテルが無いので、車内泊でもいいか
と考えた。それから、車内泊の場所探しが始まった。安全に長い時間、車を停められるか、
出来るだけ暗い場所、誰にも覗けない場所、夜半の雷でも大丈夫な場所、強盗や獣など
に襲われない場所、大雨でも水浸しにならない場所、大風と竜巻が起きても安全な場所、
何事かあっても歩いて助けを求めに行ける場所等々を考えたらどこにもないことが分
かった。そのような考えに至り、道路沿いの空き地に泊ろうと考えたのである。明日は
どこに泊れたかを記します。
                                          アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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