2015年5月18日月曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(モーテルの部屋で)・・・41

2015.5.18月 快晴 午前6:00
   水戸弁・・・早朝ベンチに寝て青空を観だら、青空に抱かれた白雲がオホーツクへ・・・。
モーテルの部屋に入ったら、部屋の機能を確かめてから椅子に座りゆっくりする。バスに
湯を溜めて入浴の準備をする。その間に、旅行スーツケースから着替えを取り出し、入浴
後の準備をする。窓を開けて周囲を観察する。強盗が来るとしたらこの窓から、火事にな
ったら二か所の退避口を定める。更に、ドアの鍵の堅牢性を確かめ、強盗に襲われたら差
し出す囮の財布とキャッシュ、カード等を見えるところに置き、実際の物を隠す場所を探し、
一先ずの安心をする。ジーっと耳を澄まし、ここは都会音や田舎音かを見極める。外の
音により、睡眠不足になるか否かを予測できる。経験であるが、ダラス近郊に泊った時
に、深夜に列車音が一定の区切りで聞こえ寝不足になった時があった。列車音が聞こえ
たために、列車を想像したり、乗客を考えたり、列車の行先まで考えていたら寝られなく
なった時があったので、深夜音に神経質になったのである。都会音は寝易く、田舎音は
妙に心が詩的になり寝られなくなるのである。
    バスルームに入り、一日の疲れを癒し、明日の計画を湯船で考える。毎日毎日汚れる
わけでないので、お湯に浸るのが目的の入浴であるから、入念に洗わずにバスルーム
は退却する。その後はふき取りもそそくさに晩酌の準備をすることになる。
   明日はアメリカ式晩酌の作法を記します。
                                                  アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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