2015年5月11日月曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(旅の途中で)・・・35

2015.5.11月 快晴 午前6:20
  水戸弁・・・いい天気だあー、誰もが、いつも朝のように天記や心が晴れていたらなー。
  駐車場で目が覚めたら、顔を洗い、一寸運動をして、またハンドルを握る。東から西に
向かっているので、太陽はやや背に受ける。フロントガラスから見えるアメリカの景色は
朝日に輝いて、とても爽やかだ。午前9時発、ガソリンは満タン、1リッターで約7Km
は走る車だ。午後5時ごろまでにガスは無くなり、モーテル探しをするようになる予想
を立てる。エンジン始動、ギヤを入れる、アクセルをふかし乍ら、左を見る。車は来な
い、スーッと本線に入る。徐々にスピードをあげていく。程なくして、トウモロコシ畑を
眺め続けるようになった。大きな農家の庭先にトレラー、ブルドーザー、ユンボ等
建設会社のような機械が揃っている農家がポツンぽつんと見えた。日本の農家と
規模が違うので見ていても農家独特の淋しさと悲壮感が見えない。土地は資本で
あり、その土地から財物を取りだせば良いのだ。これがアメリカ式農業である。大き
倉庫も備わっているらしい。北海道版農業を更に大型化したような規模である。
畑家の隅を見ると、日本式と違うのは、隅等に構っていられない農業であった。
隅は機械が進入するための土地であり、大型機械に向かない矮小の部分の土地は
見捨てられていた。
   旅の途中で感じたことを記していますが、明日はトウモロコシ畑から放牧地の事を
記します。
                            アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
緑の巨大財宝

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