2016年7月3日日曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(テキサス魂)・・・27

2016.7.3日 曇天 午前7:00
 テキサスのダラスに入る前にテキサス魂を思い出した。男としてカッコ良く、勇敢で
何事にも怯まず進む。男ならこうしたいと思うのは普通である。テキサスといえば、
誰でも思い出す、ダラスで暗殺されたケネデイ大統領の終焉の地のテキサス教科書
倉庫前に行ってみたいし、プロレスで有名な何とか兄弟の町へも、それからこちら
ヒューストンで有名な宇宙衛星発射基地等行きたいところが次々と浮かんできた。
 俺は遠くに見えるビル群を望み、アクセルをビル群に向かってゆっくり踏み込んだ。
田園の草木の匂いが薄くなり、町独特の匂いがしてきた。ビル群が近くになってくる。
車が多くなってきたので、事故を起こさないように注意深くなる。俺の神経が尖って
くる。観察力が鋭くなり、車内の友人に対する言葉が強くなる。俺の悪い癖が出て
くる。俺は神経を使うようになると言葉が激しくなるのだ。ハット思い、優しい言葉に
切り替える。三車線から五車線になり、相当数の車が入り乱れて走っている。自分の
ペースを崩さないリズムで車列の群れに入る。ダラスは平安京を超巨大にしたような
整備された町に視えた。
               アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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