2016年7月21日木曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(湯の町)・・・36

2016.7.21木 曇天 午前9:27
 昔はカポネの保養地、今はアメリカ市民の保養地であるホットスプリングスに入った。
小高い丘を見上げながら町中に入った。そこは確かに保養地の賑わいを見せている市
街の様相を帯びていた。歩いている人は漫ろ歩きであり、街中の空気は和み、商店は
土産品店が多かった。駐車違反になるが車を病院の前の空いているスペースに停め、
俺は街の端から端まで歩いてみようと決め、商店街のアーケードの下を歩き始めた。
土産品店を覗きながら歩く、店に入る出るを何度か繰り返しながら漫ろ歩いた。土産品
は殆んどが中国製であり、時として中国にいるのかなと勘違いをしてしまう漫ろ歩きを
しながらも町はずれに来てしまった。意外と商店会の距離が短い町である。時にアル
カポネの人形の前で写真を撮り、映画で見たカポネを懐かしんだりした。飽きたので車
に戻り、町の背後に見える山を目指し、気分を一新させようと思いそこに向う。びっくり
した。ホットスプリングスはアメリカの一大別荘地であった。大中小の別荘建築物の
オンパレードである。別荘建築物の周囲を散策して目の保養をしたりしながら、山の
頂上に車で向かった。頂上に登りホットスプリングスの町を見下ろし、俺は自分のスケー
ルをアメリカ大地の大きさに合わせようと努力をしてしまった。しかし、すぐに現実に戻さ
れ山を一目散に下りた。スケールの大中小は生まれながらかなと想いながら駆け下り
たのである。次回はアメリカでの初ゴルフを記します。
                アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
山から見下ろすホットスプリングスの町

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