2016年7月22日金曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(初ゴルフ)・・・37

2016.7.22金 曇天 午前6:42
 初めてアメリカでゴルフをしたのはカルフォルニア州サクラメント市のパブリックコース
であった。日本ではゴルフ歴が30年を超えるので何処のゴルフ場でも緊張は無いが、
アメリカでの初ゴルフには多少の緊張感が出た。その日、俺はレンタカーでゴルフ場に
向かった。ゴルフ場の入り口が分からないほど広いパブリックゴルフ場であったが、
クラブハウスまで何となく辿りついた。ハウスの前で車を停め、トランクから買っておいた
キャデイバッグを取り出し、オフィスの真ん前に置いて、車を駐車場に入れなおした。
パスポートとアメックスカードをポケットに入れてオフィスのカウンターに立った。何しろ初
めて英語で受付をするのでドキドキしたが、顔の表情は変えずにカードとパス―ポートを
受付係の前に無言で出した。受付は「スリーサム、フォーサム、オーケー」といったような
気がしたので俺は「オーケー」だけをやっと言えた。その前に受付簿にテルヌマのサイン
を入れ、カードで代金を決済した。受付よりカート番号を指定されたので1人でキャデイ
バッグを積み込み、隣のパッテング練習場に入り、パットの練習を始めた。
  ほどなくすると受付係が俺を呼んだので一番のテイ―グランドに向かってみると、
白人が一人と黒人が一人の二人が俺を待っていた。どうやら三人でまわれるようである。
白人が名を名のり、黒人も名を名のったが、現地英語を瞬間では聞き取れなかった。
俺は緊張しながら「マイ、ネーム、テル」とだけ言えた。「ジャパネーズ」と付け加えた。
これがアメリカでのゴルフ開始の記念すべき瞬間であった。以後、アメリカでのゴルフ歴を
思い出しながら記していきます。
                  アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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