2016年7月4日月曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(テキサスは大なり)・・・28

2016.7.4月 曇天 午前7:00
 俺はテキサスのほとんどの物に目を見張った。全て大なり、である。耕地は大、
道路も大、住宅も大、大空も大、ステーキも大であった。ときおり売地の看板が
出ていたが、見渡す限り広大な土地である。全てが大きい物にビックリしながら
ダラスに入っていった。先ず、ケネデイが暗殺された地区を目指したところ、なぜ
かすぐ行けた。アメリカですぐ行ければ駐車場探しに戸惑うことになるが、駐車場も
すぐ見つかり、ゆったりとした気分で車を置いた。駐車場から数分の所にケネデイ
の暗殺地があった。いわゆるヘアピーンカーブの地点で彼は打たれたのである。
そのカーブの所にテキサス教科書倉庫があった。ケネデイ、オズワルド、ジャクリー
ン、スコ―プ付ライフル、拳銃等の名詞が次々に俺の頭に浮かんできた。その地点
に行って先ずは手を合わせた。俺が高校一年生の時に彼は暗殺をされた。その
ニュースは早朝未明に日本のテレビやラジオから流れた。今でも忘れることができな
い国際的なニュースである。正にテキサスは出来事まで大である。次回からこの州を
じっくり記してみたい。
            アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝



0 件のコメント:

コメントを投稿