2015年8月19日水曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(ホワイトハウス)・・・新9

2015.8.19水 曇り 午前7:00
 水戸弁で・・・昨夜は大洗であづまりだったぺ、会場は山口楼だったよ、グッドだった。
 真っ直ぐにホワイトハウスに向かった。広大な良く見える敷地内にホワイトハウスは
立っていた。周りをSSサービスが固め、絶対無比な安全警備の様相を帯びている
ように見える。俺は格子の塀から中を覗き込んでみた。今にもオバマ大統領が手を
挙げて出てきそうである。俺は暫く無言で覗き込んでいたが、周りを観察してみた。
田舎から出てきたような老夫婦、若い子供連れの夫婦それから学生グループ等の
様々な人々が羨望の眼でホワイトハウスを眺めている。俺はオバマ氏が大統領に
なるまでの軌跡を頭でなぞった。恵まれた環境というよりも、恵まれない環境で
育った彼は、柔らかいスプリングのような精神力と体力で弁護士になり、政治家にな
り、大統領まで昇りつめたのである。お見事しか言いようが無い、見本や目標になり
過ぎる人物である。俺は天が世界の平和の為にくれた人物であると結論づけるほか
無かった。ホワイトハウスから力を注入された俺はそこをさりげなく後にしたが、心の
中には物凄い巨大な前進力をホワイトハウスから頂いたのであった。
  近くに日本政府が寄贈した桜並木があり、周囲を散策していたら国会議事堂
を見学できたので、更に足を伸ばし、国会議事堂の職員と写真を取り合うチャンスに
も恵まれた。そろそろ飽きてきたので、ここを去ることにしたが、思い直し、ワシントン
市内を一巡することにした。今夜はワシントン市内に泊まることにし、安めのモーテル
を探し始めた。
             アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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