2015年4月9日木曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(ニューヨークから出る)・・・13

2015.4.9木 快晴 午前6:40
   水戸弁・・・寝すぎてしまったぺ、慌てて起きたらよ午前6:40だ・・・、散歩にはいがねーよ。
マンハッタンの中を彷徨っていると飽きてくる。遠方に出たくなり、地図を眺めると、北に行け
ばボストン、ポートランドに行ける。西に向かえばサンフランシスコだ。東は大西洋の海原で
南に行けばマイアミである。私の第一回目のニューヨークから出る旅をしてみようと思い北
に向かった。友人のロングアイランドに向かえと言うアドバイスを受けたからである。
   友人に日帰りで帰れる道のりだと言われ安心して北に向かった。マンハッタンから往復
370mの距離である。R678に乗り、右に大西洋を見て左に内海を見ながら北に向かう
のである。見慣れない左右上下の全ての景色の中を、走ることになった緊張感がたまら
ず良かった。アメリカにいる人から見ると、なんてことのない行程だが、私は一人旅だか
ら頼りは私だけになる。少ない頭脳で考えてみても、あらゆる危険は予想できないのだと
往生した。小学生か中学生の頃、卒業の言葉ということで何かで知った言葉「世の中を度胸
7分、腕3分で渡る」と勇ましい言葉を思い出しながら向かった。
  初めてのことばかりであった。左ハンドル、右側通行、給油方法、ロータリー回転、車内の
計器類操作等々、大変でしたが、しばらくすると周りを見渡す余裕が出てきた。一時間を過ぎ
たあたりでの地名に「ジョーンズビーチ」があった。三度見た映画のジョーズを思い出した。
                                     アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝


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