2015年4月3日金曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(車でマンハッタンに向かう)・・・8

2015.4.3金  曇り 午前4:00
   夜明け前に咳が出て目を覚ましてコーヒーを友に眠れないままに世俗を考えています。
レンタカーの器具操作をひとどおり終わると逸る気持ちから外に出たくなります。最後に
もう一度、運転に関するあらゆることを反すうして、エンジンをスタートさせます。日本と
全く反対になることを頭に念じながら発車します。レンタカー会社の駐車場から出るときに
も係員が、レンタ契約書と国際免許証の検査をもとめますので、いつでも出せるように
運転席の横に出しておいてください。そうしておかないと提示が遅くて後続車のクラクショ
ン催促を受けてしまう場合があります。駐車場の係員の確認が終わると、気持ちよく係員
が笑顔で送り出してくれます。係員のこれらの気持ち良い動作は会社の教育でしょう。
とにかくハーツレンタカーの応対は日本人の我々に自然体で気持ち良かったです。
   日本とアメリカの運転の違いは、すべてが反対になることですから、常に頭に入れて
運転をしなければなりません。一般道に出た時の30分は緊張の連続になります。真っすぐ
前を見て、同乗者と話などせず、車線変更の場合は五感全部を使用して走ります。スピー
ドは絶対に出さずに走ります。一定時間が過ぎると慣れてきますが、油断大敵の気持ちを
もって走らなくてはなりません。マンハッタンに入る方法は、セットしたナビを頼りに入る方法
と遠くに見える摩天楼を目標にして入る方法がありますが、私はいつも両方を頼りにして
走ります。時には街の中心に出たり、北側から入ったりしています。些事構うべからずの
方針で旅をしないと、私は疲れてしまうからです。走り出して小一時間を過ぎると、マンハッ
タンが車内の窓から間近に見えるようになります。忙しく歩くビジネスマンや世界からの
観光客のそぞろ歩きを見ながらの運転は気を使わなくてなりません。事故に注意を払って
更に島内を彷徨います。
                                     アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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