2016年6月2日木曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(庶民スーパー)・・・9

2016.6.2木 快晴 午前6:49
 ニューヨークには三ヵ所の国際飛行場がある。世界路線と国内路線の飛行機
の飛行機の離着陸を全てここでまかなうようだ。参加者全員の友人がダラスか
らラガーデイア空港に来るので、俺たちは時間つぶしに飛行場の近くのスーパ
ーに入り、生活様式見学と洒落込んだ。
  庶民スーパーの入り口は日本のドン・キホーテと似ている。入り口狭く、安売
りの雑貨品が所狭しと並んでいた。生鮮品、肉店、野菜売り場、お惣菜、瓶類
等、日本のスーパーとうり二つである。当たり前だ、日本がアメリカのスーパー
を真似したからである。店内で忙しく品物を並べているのは有色人種が多かっ
た。レジ等もその類であった。一回り、二回り、三回り、次第に品物を詳細に
観察できるようになった。その中でも、日本人が食べる米類を観察をした。
日本の米は売っていないが、アジアのタイ米が売られていた。アメリカでも
米は十分に取れるが、タイ米を売っている。安いからだと思えたが、店員に
質問をする気になれなかった。彼はそのような事情まで知るわけがないと
思ったからである。次に魚売り場を見てみたが、興味が湧くような日本式の
魚は売っていなかった。スーパーの駐車場を観察したら、古い中型車以下
が多く見られた。次はスーパーの裏手の庶民の住宅街を見ようになったの
でスーパーを去ることにした。
          アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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