2016年5月23日月曜日

照沼重輝の中国彷徨(南の景色)・・・47

2016.5.23月 快晴 午前5:41
 三亜で寛いだ。海に行ったり、山に行ったり、南国の夜の散歩をして屋台
で食べたりした。南十字星を探したが見つからなかったことが想い出になった。
 山に登った時に「天風海濤」の文字を覚えた。大きな石に赤い文字で刻んで
あった。俺はその文字を頂いて大きめの1トンくらいの水鉢を福建省の厦門
で製作をして、日本の自宅に輸入した。今でも俺の居間から見えるところに
鎮座をしている。時おり、眺めて海南島を想い出している。天に風が起これば
海に波が立つ、という読解で良いのか分からないが、そのように理解をして
いる。
  心の休みになった三亜を去る日が来た。ホテルを出ると、ことさら熱く感じた。
楽しいことから、挑戦をしなくてはならない現実に戻るのだ。揺るんだ五感が
徐々に戻ってくる。目が険しくなり、口を結び、顎を引き空港に向かう。香港
奥の深圳を中継して上海に戻り、一泊の後に日本に戻ることになる。
 今回は中国の海南島で一時終わりにし、次回からはアメリカ彷徨を記する
ことになります。先ずはアメリカでのゴルフをしながらの大陸縦断を記します。
               アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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