2016年5月13日金曜日

照沼重輝の中国彷徨(カラオケ)・・・39

2016.5.13金 曇 午前6:11
 連れて行かれたのは清潔感のあるカラオケ店であった。但し、店の装飾は
朝鮮風であった。チマチョゴリを着た女性がウヨウヨ溜まっていた。しかし、
俺たちの中に女性がいたので、店の女たちは同席料とチップを取れないので
がっかりした様子であった。俺は何食わぬ顔をして個室に落ち着き、ソファー
に座った。同時に大皿のフルーツが運び込まれ、飲むものを聞かれたので、
俺は紹興酒を頼んだが、無いと言われたのでウイスキーのシーバースの
安めを頼んだ。俺はカラオケ店の酒は注意と心得ている。封の切ってある
ウイスキーや客の残したビールの寄せ集めを良く出す店のテクニックを
見たり聞いたりしていたからである。酷い時には、つまみ等も寄せ集めの
時があった。香港、広東、上海等で良くその経験をしていた。そんな時、
俺は封の切ってある酒が運ばれた時は、「その酒、不要」と叫び、封のある
ボトルが好きだと言うのである。情け容赦無く叫び、その主張を通すのが
面白かった。その主張を店の従業員が笑顔で受け入れるか、そうでないか
を観察すれば、酒に偽りがあるか否を判別できるのである。今夜の店は
どうやら真面目な店のようであり、値段の喧嘩もしなくてよいようである。
中国のカラオケ店は最後は高い安いで揉める場合が大半の記憶である。
日本の男達よ、中国のカラオケは要注意ですよ。中国人のご同行を
頼んだ方が安心ですね。
            アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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