2015年3月29日日曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨記(ニューヨーク着4時間前)・・・3

2015.3.29日 快晴 午前7:30
   一時間の散歩を終え帰った。阿漕浦公園の桜は一部咲きにもなっていないが赤実を感じた。
さて、ニューヨーク着4時間前になった機内はざわざわしてきた。私は相変わらず眼下をながめている。何を楽しんでいるかというと、眼下のアメリカ大陸の社会基盤を眺めているのである。道路、
家、牧場、湖、行きかう車を眺めアメリカの社会を想像しているのである。大陸は広い、とにかく広いと、単純に思った。一区画、一区画が大きい。そこにある家や車等が大きいのだ。住んでいる人も大きい。当然にアメリカは夢や希望、楽しみも大きいのであると思った。このアメリカ大陸に若い
うちに来なかったことを残念がった。自分の人間としてのスケールも顧みずに残念に思った。アメリカに入れば英語やスペイン語を習得出来たはずと思った。
  瞬間、 眼下を眺めたり、反対に機内の天井を眺めたりして、出来るだけの想像力を助長する脳の運動をしてみようと考えついた。自分がアメリカ一の経済人又は冒険家になったつもりで、何かを
考えて楽しんでみようと思いついた。広大な大陸で発展するのはでかい夢を持った人だけだとの
考えに至ったのである。あと4時間を退屈に過ごさない方法を思いついた瞬間から、自分自身の
体の中心と脳の中心に何かが生まれたような気がした。
                                          アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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