2015年3月22日日曜日

2015年の中国計画(洛陽を去る空海)・・・79

2015.3.22日 快晴 午前7:00
  今朝は本コースの散歩してきた。約4Km、途中1Kmバック歩き、腹筋運動50回、スクワット20
回をこなして歩いてきた。歩きながら楽しい想い出が浮かんできた。昨日は妹夫婦が来たので、年寄りらしく下町の鰻に舌鼓をうち、そのエネルギーで水戸の弘道館を見学、ついでに水戸城の薬王門を拝見し、妹夫婦を水戸駅に乱暴に忙しく送った。
    さて想い出は別にして、表題にに戻ります。
    洛陽を去る空海に、住寺は苦渋に満ちた表情で「まもなく密教が廃される危険が追っている」と言い、寺に所蔵されている密典を預かってほしいと言われた。阿闍梨として断れない緊急判断をした空海は、大福先寺で過ごし経巻を点検した。翌日、たくさんの密典を馬車に積み洛陽を後にした。判官らは、空海の立場はもはや留学生の立場を越えている現実を、わきまえるほかなかった。
空海だけは別行動を許可されるようになった。空海の心中は帰れる喜びと、密教の廃される非常時感を合わせた複雑な気持ちで憂鬱だったに違いないと思われます。ここからは、どのようにして空海は心身の平衡を保ったのかを探っていきたいと思います。
                                           アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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