2015.3.11水 大風去り晴れ 午前7:15
在唐30年にして空海と入れ替わりに帰国する大安寺の永忠と会った。永忠は我が子に教えるように空海に唐事情を教えたはずである。永忠はとうに60歳を過ぎている老留学生であった。
永忠はすぐ般若三蔵の名を口にしたはずである。
一月もあっという間に過ぎ、大使らは2月11日帰国の途についた。空海は大使たちを中国の
故事に従い、川べりの柳の枝を折り、それを橋の上で大使たちに手渡し別れを惜しんだ。長安から
西に行く時も、胃?水のほとりで同じように別れを惜しむのである。
アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
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