2015.2.22日 曇天 午前10:00
今日の散歩はフルコースの1時間距離である。フルコースへ行ってみたら、すっかり春の兆しが
でていた。先ず、田畑に霜が見えず、山から出てくる水量は増え、山間から小鳥のさえづりが煩いほど聞こえてきた。思わず、自分の足も前に進み、鼻歌さえ出てきそうな朝散歩でした。
さて本題ですが、杭州から蘇州に向かった空海たちはやっと西安へのメーンルートに入れたのである。杭州から蘇州まで170kmあるが、古運河を船で行ったとされる。蘇州は大胡をはじめ多くの湖沼からくる水流に恵まれ、町の中は大小の水路がはりめぐされている。やがて、ここは東洋のベニスといわれるようになる。紀元前6世紀から5世紀にかけ(臥薪嘗胆)や(呉越同舟)等の熟語
の故事が生まれている。隋代には京杭大運河が築かれ、浙江省の要衝でもあった。空海たちが
上陸したのは、町の西方にある寒山寺門前の「楓橋」であると言われている。空海とほぼ同じ
唐中期の詩人「張継」の有名な七言絶句で広く知れわっているところです。空海は真っ先にこの
寒山寺に表敬したのでないでしょうか。
アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
0 件のコメント:
コメントを投稿