2014年9月3日水曜日

2014年までのアメリカ(アメリカの最南端キーウエストに)・・・168

2014.9.3水 晴  午前6:10
   キーウエストの町を表現するならば、ヘミングウエーの「老人と海」や「武器よさらば」と縁が深い
町、椰子の木が高くそびえて青空に届きそうな町、キューバーの匂いが漂ってくる町、美しいサンセットの町等数多であるが、何といっても、この一言に尽きるようです。それは「海原の町」では
ないでしょか。とにかく、最南端に行くまでは、海の上の一本道を走っているような、錯覚におそわれる感じがして、そこについて、後ろを振り返ると一本道が見えなくなる。帰れるのかなと錯覚を
起こします。海原に浮いている町ですが、道路は微かな岩礁の上に作られたのでしょう。波と
道路が一体化しているようです。ハリケーンの時などは、島人は避難道路がなくなり、大いに不安になるだろうと思います。
    さて、夕方の落日の瞬間を見るために最も最南端に行きました。世界で一番美しい夕日です。
既に観光客が大勢集まっていました。時間お金を持て余しているアメリカの富豪達が集まった感が
あります。夕陽を見る岸壁の周辺には、一見して豪華な別荘風なホテルが立っています。3階建ての部屋を貸し切った男女の白人達が酒を飲んで騒いでいます。
   夕日が差し掛かった海原を見ると、大型ヨットが西から南に航行中、夕日を追いかけているようです。そこに、小型クルザーが横切っていきました。夕日は中断から水平線に近付きいた。
その瞬間、観光客がどよめいた。太陽が消えてしまったと言ってるようでした。私も岸壁を後にしようと動き始めた瞬間、豪華別荘ホテルの三階の富豪たちが、「私たちが落日を最後に見ている」と
叫び、得意がっていました。私はそれを瞬間的に羨ましがっただけでした。暗くなりかけたキーウエストの一等地の最南端を後にし、値段が高い安モーテルに戻る北の道を探しました。お腹が空いてきたので、今夜は食料を買ってモーテルで食べようと思っています。明日からの一週間は中国の上海周辺を記します。
                                                    リカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
                                                            アメリカ最南端の 落日の瞬間 

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