2016年10月6日木曜日

照沼重輝のアメリカ彷徨(ヒラリー事務預所へ行けた)・・・2

2016.10.6水 晴 午後20:30
 天気快晴、北風やや吹く、ラッシュ時を避けて、ブルックリンのヒラリー事務所に向か
う。頭の中は、居ない時の対処や居る時の会話等を描きながらハンドルを握っていた。
ブルックリンにクリントン通りがあり、その一角に伝説の一族が持つビルがあり、ビルの
中の24階にオフィスがあるという。あれやこれやを考えながら1時間程を走ったら目標
のビルの屋根が視界に飛び込んできた。おもわず「あれだー」と叫んでしまった。それ
は緑色の屋根を持つニューヨーク特有の形をしていた。少年の頃に山野に遊んでメジ
ロ捕りの遊びをしていた頃、早朝に林の中に潜んでメジロが天空のどの方角から飛ん
でくるかをジーッと睨んでいた心地を思い出した。それは獲物を狙う野生の目となり、
音を立てないで呼吸を止め、獲物に近寄る神経が甦ったようであった。俺はハンター
気分でそのビルに車ごと近づいて行き、駐車場を探した。大都会の駐車場はなかなか
無く、ビル周囲を一周し、駐車場を探し当てて駐車した。何と駐車料が1時間2,500
円の聞いたことも経験したことも無い駐車場に入ったのである。今から超ターゲットが
いる場所に行くのに値段など構ってはいられない。車に鍵をかけるのもそそくさに駐車
場を出た。作戦は先ず、①ビルの周囲を一周する。②出口がいくつあるかを確認する
。③ビルの周囲に屯する人々を観察する。④看板を見つける。⑤ガードマンがどこにい
るかの確認。⑥警護員からどのようにヒラリー事務所に入る許可をもらうか。⑦贈り物
の手渡し理由をどう述べるか。諸々の心配を重ねながらビルの中に入った。しかし、
そこはまるで別世界の雰囲気をもった受付カウンターと黒人の大男数人が待ち構えてい
た。ニューヨークは爆弾騒ぎがあったばかりで日本では考えられない警備状況である。
俺は非常に強い決意を持って忠臣蔵で吉良邸に討ち入る赤穂浪士のような意気込みで
前にどんどん進み、カウンターの前に立った。計画半ばですが、これ以後は次の時間に
記します。現地時間午前3:15ですが、今日のためにまたベッドに入ります。
今は700km先のハーバード大学に向かっている途中です。
Mさんも元気で一定のペースを保ち前進していますから、関係者の皆様ご安心ください。
夕食はスーパーで買ったチンスイッチ料理とメキソコの冷えたビールでどうにかとれま
した。
            アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝



 

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