2016年1月6日水曜日

照沼重輝の中国彷徨(初の観光で松江へ)・・・4

2016.1.6木 晴 午前5:40
 高級ホテルで中国友人を待った。約束時間に来た彼は原子力物理学者であり、
典型的な生真面目青年であった。どこに行きたいかを聞かれたので、俺は水戸徳川の
黄門さんが水戸藩の為に迎えた「朱舜水」がいたことがある「松江」に行きたいと言った。
 ホテルでハイヤーをチャーターして松江に向かった。当時の上海近郊は、畑や田圃で
囲まれた農村の中の町であった。くねくね曲がった田圃の道を抜け、約2時間で松江に
ついた。昼食の時間であったが食堂が見当たらないので、そのまま車を進めた。午後1
時過ぎに案内者がそわそわし始まったが、理由が分からないでいた。どうやら当時の
食堂は午後2時で終わってしまうらしいので、旅行者が食事ができなかったら大変だと
考え始まったらしい。彼は慌て始まり、食堂があったら入ると言った。俺はOKと承諾を
した。入った食堂は現地の庶民的な食堂であった。日本で言えば超昔の田舎食堂で
ある。店の前には自転車や貨物車が多く泊まっていた。案内されて中に入ると、黒山
の人だかりである。黒山の人ばかりでなく、黒山の蠅も盛られたボールの白飯に集って
いた。俺はギョギョギョーとなった。
            アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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