2016年1月3日日曜日

照沼重輝の中国彷徨(筆記会話)・・・3

2016.1.4月 晴 午前11:00
 水戸弁で・・・今年の正月は穏やかにのんびりできたような気がするな、窓から外の
参拝客の往来ばかり眺めていたっぺ、俺はそう感じた正月だった。今日から俺なりに
春の蠢動をすっぺ。
 イエスタデイに入った俺はママに話しかけたら、英語も日本語もダメなママだったが、
筆記会話はできた。俺はコーヒーを頼んで飲んだ後に、今は昼間だから酒は飲めないが
夜にまた来ると言って店を出た。それなりに化粧をしてオシャレをしていたので、中国文
化も発展しているのだろうと思った。夕食はホテルで済ませて、三人で夜遊びに出かけ
た。その当時の上海はネオンが少なく、中国の夜明け前の様相を帯びている町のよう
であった。イエスターデイに入ったら、店の主人とママがニコニコして我々を待っていた。
 互いに自己紹介をし合った後に、俺はカクテルのマテニーを頼み、友人達はビールを
頼んだ。筆記の会話は大変であり、相手は中国簡体字を書き、我々は昔の中国字を
書くものだから、真剣に文字を見たり、読解をしないと会話内容がとんでもない方に
いく恐れがあった。しかし、同じ漢字の国の人種同志なので会話の内容は大体は理解
ができた。ほどよく飲み、ほどよく会話をして帰途についたが、何となく味不足気味で
ある。更に、彼らともっと深く付き合いたい気持ちが残ってしまった。
             アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
 
  

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