2014年7月20日日曜日

2014年までのアメリカ(メキシコ国境の町)・・・134

2014.7.20日 曇り梅雨去らず 午前7:00
  テファナの町の安宿に着いた私はレストランかマックを探しに出かけた。夜なので危険は分かっていたが、腹が減っては戦ができないとばかりに、夜の町に夕食を求めて出かけた。夜道をしばらく歩くと寂しいスーパーや名ばかりのレストランが見えてきた。すると後ろからつけてくる二人組に
気づいた。直ちに危機感を感じたので警戒態勢に入り、ベルトに挟んである護身用のナイフを
再確認し、五感を高め、態勢を整えたのである。次に最適な防御場所を探し、左側に塀があった
地点で、その塀を背中にして、後ろの二人組をやり過ごそうと立ち止まった。私はいかにも警戒態勢を整えたかのような仕草で、彼らに右手で先に行けというようなしぐさを行ったのである。彼らは
気づかれたと思ったのか、目線の挨拶だけで私を追い抜いて行ったのである。このような危機は
私の思い過ごしか、それともピタリと当てたか分からないが、とにかく無事にスーパーまで行って、
夕食を買い求め、モーテルに戻り夕食を得られたのでした。面白かったことは、緊張感の後に、スーパー冷え冷えの缶ビールをやっと見つけたところ、レジで午後9時以降なので売れないよと言われ、とても残念感を味わったことでした。その日は深夜まで、私の頭と喉が冷たいビールを求め続けていたが、そのうちにぐっすり寝られ、翌朝を迎えることになりました。明日は国境の町テファナ周辺を掲載する予定です。
                                                     アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
                                          このような目つきでアメリカを探検しています

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