2013年10月29日火曜日

1987年の中国(上海虹橋空港から市内へ向かう)・・・8

2013.10.29火 快晴 午前7:00
 この年、日中友好協会会長のカバン持ちで北京と上海に行きました。北京の空港は日本の田中総理が国交回復で降り立った当時のままの様相でした。同じく上海の虹橋空港も暗く、何とも言えない共産圏の空港の様相でした。飛行機が滑走路に着いてから到着ロビーに出るまでは、何があるのだろうかとキョロキョロを繰り返しながら、荷物の受け取り台まで行き、私はホッとして、煙草をくわえた瞬間に、ポンポンと背を叩かれ女性の係員に罰金を取られました。煙草好きの中国人に煙草吸いの罰金を取られるなんて、なんて恥ずかしいことをしてしまったのかと、恥ずかしい思いをしたことを思い出しています。
 日本製か中国製か分からないマイクロバスで虹橋空港から上海に入る道路は暗く、シーンとして、まるで深夜のような様相でしたが、町の中心に入ると明りがややや多くなり、ホッとした気持ちになりました。ホテルは戦前からある上海ホテルで、部屋に入るとそれなりの部屋でしたが、ホテルの係員を見ると共産圏の公務員風で、何も頼めない雰囲気がありました。公務員風から、明日は早朝4:00起き、蘇州行きの列車は5:30発で行き先の距離は100kmくらい、蘇州着は7:30ごろと言われ、距離と走行時間が合わないなと感じましたが、共産圏では言われるままにする他ないと思い、それに従って寝る他ない旅をしました。次回は蘇州から無錫の旅を掲載します。
                   アメリカ・中国馬賊隊・・・照沼重輝

                  

      上海の沖合50kmの島に作られた中国最大の貿易港・船の先が日本列島方面

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