2016年8月23日火曜日

照沼重輝の中国彷徨記(山西省玄中寺)・・・2

2016.8.23火 台風一過 午前5:13
 日本人の有名な人のお骨をもって永代供養のために玄中寺に行ったことがある。
その政治家は地方政治家であったが、国際問題を良く把握していた。その息子と
俺は、彼の遺言通り玄中寺に永代供養をお願いしに行ったことを記します。
 夜の8時頃、息子は北京から太原に向かう。俺は上海から太原に向かい、太原
空港で待ち合わせをした。俺が彼より遅れて着陸をして待ち合わせの空港出口に
行くと彼は現地の人と何やら話をしていたのであった。俺「ヤーヤー遅れて悪い、
待ってたかな」彼「現地人と楽しんでいたよ」と屈託のない挨拶をくれた。俺は中国
でホテルを探すコツを知っている。中国の空港には一流から?流までのホテルの
お迎えが来ていることが多い。俺はその客引きの出迎え人の所に行って「マイ
タン」と聞くと、出迎え人は「500元、1000元」などと答えるのである。俺は50%
の値引きを申し込みながら出迎え人の所をぐるぐる歩くのである。そこで大事なの
は出迎えのバスがあるか否かのホテルが安心ラインなのである。ホテルまで
タクシーで行くかバスで行けるのかを確認しないと、やがてがっかりする場合が
生じてしまうのである。何やかんやの交渉をして二人でバスに乗りこんだ。
忘れたが、もう一つの交渉をしなくてはならないのである。つまり朝食付きか
どうかも確認が重要である。朝食だけで50元や100元がぶっ飛んでしまうから
それを惜しんで交渉をする。大概は朝食がサービスになると思うが、そうでない
場合もあるので要注意しなくてはならない。このように業務旅が多い私は、常にコ
ストを考えてしまうのである。バスの乗りこめた私たちはホテルについて夕食も
ままならないで寝込んだ。次の朝に朝食を食べながら玄中寺の場所を聞き込ん
だら誰も聞いたことが無いと言われ愕然としてしまった。「さーどうしよう」が日本
から4000kmも離れたところで起きてしまった。次回は玄中寺に辿りつくを記し
ます。
           アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝
 

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