2014年4月27日日曜日

1997年から2014年の華中(上海周辺の田舎)・・・77

2014.4.27日 快晴 午前8:00
上海で夜昼の観光が終わると、田舎はどうなっているか見たくなるものである。そこで、友人を誘い
杭州、蘇州、無錫、南京、煙台、青島、福州、合肥、アモイと出かけたこと数度。やがて、その経験が商売に繋がっていったのである。アモイからは建築石材を買い、広州には干し鮑を売り、上海からは緊急医療品を買い、無錫からは太陽光発電所の架台を買い、合肥には油圧ホースを売る何でも屋輸出入業になってしまいました。その途中では従業員570人のぬいぐるみ工場を買収したり、トラックボディ会社の経営に参加もしました。
 そのように何でもやってやろう、見てやろうの精神力だけは発達をしましたので、中国人の友人
を誘って田舎地方によく行きました。東アジアの田舎の風景は日本と似ています。春先は菜の花畑が広がり、水田に農民が万能を担いで作業をする風景であり、秋は収穫の匂いが漂っています。漂う匂いは何か、それは藁を切った匂いであり、刈った藁を燃やす匂いであります。夏の匂いは、太陽の光で地面からの蒸発する水蒸気のムッとする匂いです。冬の匂いは、表現できない
水田や畑が休んでいる匂いかもしれません。
 上海から蘇州に行く途中の水田や畑の景色は、日本の50年前の風景です。私の若いころの
想い出が強烈に湧きあがってきます。
                アメリカ・中国馬賊隊・・・照沼重輝

                        杭州の田舎の家々

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