2014年8月25日月曜日

2014年までの中国(杭州湾を跨いで上海へ)・・・161

2014.8.25月 曇り 午前6:40
   杭州湾に橋が架かった。とてつもなく長い橋である。渡るのに小一時間架かりそうな橋である。私は十回以上、商用、観光、案内でこの橋を渡たりました。行くときの話より、起点の上海に戻る時を記します。杭州湾の出口は100km以上ありますが、橋から河口は見えません。上海に戻るときは、太陽が湾の上流にみえます。大きく真っ赤な太陽が、湾の水面をギラギラと照らし、濁流が遠くから押し寄せるように流れてきます。時折、水面から飛び跳ねる大魚を見ます。潮が引くと、水底のドロ肌が現れ、東シナ海の夢が消されてしまいます。満潮時の湾の水量は表現できません。海より多い水量に見えるとしか言いようがありません。年一回の大潮時には、ブラジルのポロロッカのような、湾の逆流現象を見られるそうです。橋の途中に見学所があり、観光客で賑わっていますが、平日はさほどでは有りませんでした。その見学所は有料ですから、一度行けば二度と行きたくなるほどの誘惑力は有りませんでした。
    見学を出たら一心に上海に戻りたくなります。理由は日本と味付けが似ている上海料理が恋しくなるからです。橋を渡ると、何となく上海の街明かりが、遠くに見えるような気分におそわれます。
その上海に向かって後1時間はゆうにかかりますので、明日に記します。
                                           アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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