2014年1月26日日曜日

1991年から2013年の華中(千島湖の景色)・・・52

2014.1.26日 快晴日の出美しい 午前7:15
 大量殺人事件のあった危険極まりない千島湖は昼夜区別なく美しかった。私が乗った漁船兼観光船は千島湖の西のはずれのダムの岸壁まで行ってくれた。あの岸壁の向こうは安徽省との説明
であった。その岸壁の上空に夏の入道雲が浮かび、水色と緑と青空の入道雲のコントラストは夏を象徴した美しさでした。
 次に、小島に上がり獣道のような小道を歩いて毒蛇がいる施設に向かった。そこで見たものは、
毒蛇であったが養殖の毒蛇ということで、毒蛇としての迫力は少なかった。景色も何も無く、この島を10分も見ないで船に帰り、いかだの島の魚の養殖場のベースに船を走らせた。このあたりまでの観光から、この案内人たちの危険性は少ないと判断ができた。案内人の二人の物腰と、目の優しさを観察してたら、危険な人間の目でないように思え安心感が漂ってきました。
 そして、いかだでの昼食と水浴びの遊びをする時間帯となり、船はいかだを目指して一目散に
走り、いかだの竹に船を繋いだ。既にいかだの上では、養殖場の夫婦が私の昼食を作ってくれていました。湖魚を油で揚げたおかずと白飯、何とも分からないスープであったが、味は覚えていません。ただ、水の美しさと水中の魚が私の食べた残飯を目当てに、いかだの周辺を泳ぎまわって
いたことを憶えています。
 千島湖の上空の入道雲、澄んだ湖水、湖の縁の水草、人の声無くも、何処からか聞こえる蝉の声は、私の千島湖危険旅行の思い出です。正に、危険地帯は美しいものも同居しているものだと
改めて思えました。
 明日からはしばらく中国編でしたからアメリカ編にもどります。
                アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

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