2016年3月18日金曜日

照沼重輝の中国彷徨記(杭州へ行ってみっか)・・・18

2016.3.18金 晴れかな 午前4:18
 ヒルトンホテルでハイヤーをチャーターした。飛び切りの贅沢である。車は日産セドリック
料金は言語不足によりホテルと確認ができていない。フロント横づけになったセドリックの
運転手は学生帽子のようなものを被り、日本の昭和40年代のようなスタイルをしていたの
で多少ビビってしまった。日本でもあまり乗った経験のないハイヤースタイルである。ホテル
は五つ星、ホテル差し回しの黒塗りのハイヤーとなったら安いはずはないと思ったが、
平然と後部座席に座るほかなかった。ホテルのボーイがどこまでと聞くので「杭州」と紙に
書いて渡した。事前に調べると杭州まで250kmほどあるので、高速の道路の無い時代で
あったから3時間から5時間はかかると思った。上海の町を抜け、青哺という田舎に着いた
が公安の検問所でストップされ検問を受ける羽目になった。ケバケバしい制服を着た
警官が私にパスポートを見せろと言った。運転手と私は言われたものを出して検問を
受けた。ところが、運転手がとんでもないものを忘れてしまい、上海から僅か50kmの地点
で立ち往生をしてしまった。その忘れてしまったものは、上海市から他の町に行く場合の
越境許可証のようなものであった。日本では町から町への往行は自由であるが、中国で
は届け出が必要と初めてこの時に知った。さて、どのような羽目になったか、次回を読んで
ください。
  \今日は長崎に出張ですから、掲載できるか否かが心配です。
                    アメリカ・中国大陸馬賊隊・・・照沼重輝

0 件のコメント:

コメントを投稿